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人との付き合いで心得るべきこと
 人間関係は、どんな関係であれ、また好むと好まざるとにかかわらず、
無人島で一人で暮らさない限り、不可避です。精神衛生のため、彼我の
心の平安のための具体的な心得を列挙してみました。私自身の人間関係
におけるスタンスですが、皆さんのお役に少しでも立てれば幸いです。
・どんな相手であれ、不倶戴天の相手であれ、最大限の敬意と善意で
 接しましょう。価値観や世界観は違って当たり前という認識を忘れて
 はいけません。そうでなければ無駄な論争になりがちです。お互いに
 譲れない場合には、 速やかに妥協案を考えて、5分5分の決着を目指
 しましょう。後に感情のしこりを残さないためです。
・約束は、どんな内容のものであれ、必ず守りましょう。避けられない
 事情が起きて約束の実行が困難になった場合には、速やかに相手に事情
 を伝え、了解を得るように努めるべきです。私自身、約束を反故にしたり
 反故にされたりの経験が多くあり、後で人間関係の修復に困った経験が
 あります。実行できない約束は、最初からしないようにすべきでしょう。
・マイナス方向の感情の表出は可能な限りコントロールしましょう。難し
 い場合もありますが、相手の態度から察知可能です。
・会話の合間に適当な間を取るように、心がけましょう。
・以前にも触れましたが、相手の話は最後まで、辛抱強く聞きましょう。
 傾聴するだけで、人間関係は間違いなく、良好になります。自分の意見
 は 最後に穏やかに述べるのが良いでしょう。
・当然のことですが、自分がされて嫌なことは、相手に向かって決して、
 してはいけません。対人関係の基本中の基本ですが、うっかりしがちです。
 相手に嫌なことをされた場合には、寛大な気持ちで受け止めましょう。
・対人関係の場に、自分の好き嫌いの感情を持ち込まないようにして、相手
 に不必要な不快感を与えないようにしましょう。
・最後に、何事も「和を以て貴しとなす」の誠実な態度で臨みましょう。

 以上です。皆さん、腑に落ちますか?実践の場で、試してみれば、効果の
ほどは、すぐに体感できるはずです。

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